エレーヌ・グリモーの弾くブラームスの協奏曲を聞く

ブラームスは、友達いなかったのかなあ。いやまあ、放っといてくれお前の知ったことかという事なんだけど、でも友達がいれば、こんな大仰なクドクドした自分語りみたいな音楽は作らないんじゃないかと思ったりします。

小品で、ああスッキリしたこんな曲の書き方もするんだなあと思うと、民謡を元にした歌曲だったり、他の人の主題を使った変奏曲だったりします。そういう場合は、妙な自意識もなく肩の力を抜けるんでしょうか?それにしても『シューマンの主題による変奏曲』(作品9)とか聞いていると、この人、本当に師匠で恩人の奥さん(クララ・シューマン)のことが好きだったんだなあと感じます。

一昨年の名古屋伏見のリサイタルに行きましたが、それはそれは綺麗なひとでした。

一昨年の名古屋伏見のリサイタルに行きましたが、それはそれは綺麗なひとでした。