集団的自衛権の行使容認反対!

まだ手遅れではないと、信じたいと思います。

次の選挙では、自民党・公明党、それにすり寄る維新、みんな、石原新党などの戦争をしたがる議員を落としましょう。

騙されてはいけません。安倍総理の5月の会見の茶番はなんでしょう。朝鮮半島から赤ん坊を抱いた母親がアメリカの軍艦に乗っている。それが攻撃された時でも自衛隊は守れないのか云々。アメリカ軍は、自分たちの軍事艦船に他国の民間人を乗船させることを拒否しています。98年のガイドライン協議ですでにそのことは表明されています。それはそうでしょう。戦時下にテロ、妨害、その他戦闘行為の妨げになる他国の民間人を乗船させることなど考えられません。民間の艦船をチャーターしてそれを防衛するなら、それは個別自衛権の範囲です。本当に「有事」を想定するなら、そうした場合の論議こそが必要でしょう。

本当はそんなことはどうでもよろしい。こんな稚拙な論議に付き合う必要もありません。保守政権党も含めて戦後70年間守られてきた戦争をしないという国是が、安倍という前には腹痛で国を放り出したアホボンと、権力を持つ旨みにしがみつく宗教政党の指導者によってないがしろにされようとしているのです。こうした人たちに国を任せている私たち自身の愚かさが問われているのだと思います。

2014年6月16日付朝日新聞1面

2014年6月16日付朝日新聞1面