おこぼれを頂戴してきました

昨日、またへ行ってきました。久しぶりに福井との県境の峠まで足を延ばしてきました。晴天下、ここにこんな良い樹があったのだと言う再発見のようなものもあって良い気分でした。デジカメは持っていったのですが、カードが入っていなかったという良くやる失敗で写真はなし。でも、こうした時はカメラを出したり、構えたり、写り映えの良さそうな景色を探したりというスケベ根性から解放されて、じっくり邪念なく周りの景色や環境を観察出来ます。場合によれば、その中にゆっくり自分の身を委ねるような安らかな気分に浸ることも出来ます。

若い時は、カメラを首からぶら下げ、土産物を物色するような旅行のスタイルが嫌いで、ずっとカメラ自体を持っていませんでした。高校の時の修学旅行でカメラを持参していなかったのは私だけだったような記憶があります。今は、どこかいつもブログねたを探しているようなさもしさを自分で感じる事があります。

さて、今回も3度目で、あのブナの前に行ってしまいました。でも、結局そこが本来の登山道だったというオチなんですが、それはまたの機会にします。

シシや鹿や、その他山の動物たちのおこぼれを頂いて来ました。帰りの林道に架かるコンクリートの橋の上に、なぜかたくさんトチの実が転がっていて、少しばかり気分も高揚して拾い集めていたところ、同行の人からそんなに拾ってどうするのですか?と聞かれます。だって、楽しいじゃないですか!と答えて、自分でその言葉にハッとしてしまいました。それもまた次の機会にします。

頂戴してきたトチの実、クルミ、クリ

頂戴してきたトチの実、クルミ、クリ