台湾の木工書・『木工職人 基礎手工具』 
その1 買ってみた

阿部藏之さんのブログで紹介されていた台湾の木工の教科書が面白そうだったので取り寄せてみた。

台湾の木工書その名も『木工職人 基礎手工具』。発注から20日足らずで着いた。

台湾から物を買ったことがなかったが、出版元(?)のMUGOのショップサイト・MUGO 木工職人からたどっていくと、オンラインでも購入できそうだ。中国語もよくわからないが、漢字から類推していって何とかなった。そうか携帯電話のことを手機というのか、とかなかなか面白い。購入の具体的な手続きに関しては、あちらから英語のメールが来たので助かった。やりとりの具体的内容は省くが、こうした場合は、いい恰好せずに、たどたどしく発信するほうが良い。そうすれば、向こうもこちらの英語力を察して書いてくれる。

発送の方法と料金に関して多少のやり取りをした。最初、S.F.Expressという中国本土の物流会社を使って日本円で4,000円以上かかるが良いかとメールにあった。いくらなんでも4,000円は高い。それは、商品代金含めた値段かと問い合わせると、送料だけだとのこと。このS.F.Expressのサイトを見ると、スタンダードとエコノミーという2つのタイプがあるが、別に急がないからエコノミーにするか、他の発送方法はないかと尋ねる。すると、Chunghwa Post Co., Ltd. つまり中華郵政(台湾の郵便局)であれば300NT$(台湾ドル)で発送できると返事が来る。それでもまだ少々高い気がするが、まあ常識的範囲なので、それでお願いする。

9月7日にオンラインで注文して、上記のようなやりとりを経て17日に出荷したと連絡があり、昨日25日に書留扱いで着いた。高いと思った送料だが、書留ならこんなものか。安全さ確実さを優先させたのだろう。カード決済の結果は以下の通り。本自体は、定価・450NT$(台湾ドル・元)が、356NT$となっていた。税金の関係かと思ったが、オンラインの値段もはなから356NT$になっていた。

  • 『木工職人 基礎手工具』 NT$ 356(台湾ドル・元) → 1,320円
  • 送料 NT$ 300(台湾ドル・元)→ 1,123円

別に送料の件もぼったくろうという意図もなく、またメールのやりとりの間隔(こちらはなるだけ即日に返信しているが、あちらからは2~3日かかる)などみても、まだこの会社は若い会社で、台湾域内がメインで、中国本土とか中国語圏以外への発送など実績がないのかなとも思う。それでも誠意を持って対応してくれたと感じた。これがまだ玉石混淆でいっぱいスパムの飛んでくる中国本土の会社だったら、怖くてカード決済の取引などしていないでしょう。興味のある人は購入してみても良いかと思います。本の中身については、また次にします。