木工の「タバコ屋」ということか

今日は午前中、大阪・枚方に納品でした。納品といっても改修を依頼されていた古い箪笥です。二段重ねのいわゆる整理ダンス式のものに、それぞれ底を補修してキャスターを付けます。接ぎが切れたり割れたりしている抽斗の底板や裏板も補修して、ひどい塗装の剥がれはタッチアップ的に目立たないように直します。手づくり家具工房”齋”の齋田さんは、自ら称して木工のコンビニとか粋で洒落た言い方をしています。私の場合はなんだろう。昔、実家がやっていたタバコ屋兼、パン・駄菓子屋兼、カミソリや洗剤などの日常雑貨も多少は置いていたそれこそ昔のタバコ屋かなあと思ったりします。フラッシュ家具の塩ビシートの張替えなどもやったことがありますが、あれはけっこう難しかった。

今日は、午後2時くらいには戻れたのですが、妙に疲れて昼寝をしてしまいました。明日は、名古屋・伏見にクリスティアン・ゲルハーヘルさんというバリトンのリサイタルに行ってきます。男声のリートを聞くのは久しぶりな気がします。曲目はシューマンの「詩人の恋」他です、とか言う時の妙なこっ恥ずかしさのようなものがなくなったのも年のせいでしょうか?もう、とくに予習をしなくても歌詞はだいたい諳んじてしまっています。開演が午後3時と中途半端な時間帯だし、日曜日だし、明日も仕事休んでしまえ。

机の天板のはぎ合わせ前。 反り止めの吸付き桟と抽斗の受けを兼ねてます。

机の天板のはぎ合わせ前。
反り止めの吸付き桟と抽斗の受けを兼ねてます。