山がきれいに見えた

機械の付属品の後は、3日間ひたすら鉋かけが続いた。重くて硬いナラを、4枚の鉋で研いでは削る。

先週末は、この冬初めて冠雪した鈴鹿の山並みがきれいに見えた。

御在所岳と鎌ヶ岳 OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO 45mm F1.8

御在所岳と鎌ヶ岳。1月22日。
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO 45mm F1.8

同じく御在所岳と鎌ヶ岳。1月24日。別の場所から。
OLYMPUSU PEN E-P5 M.ZUIKO 45mm F1.8

 

私は、デジカメはだいたい絞り優先AE(自動露出)モードで使っている。仕事柄、被写体のどの部分にまで焦点を当てるか(被写界深度)という点が気になるからだ。デジカメの良い点は、それを液晶で確認しながら撮影できることだ。最近では、さらにそれをWiFiで飛ばしてタブレットなどのより大きなディスプレイで見る事が出来る。

ただ、こうした遠くの風景を撮る場合は、絞りを8程度にして焦点を無限遠にしておけば、あとはカメラの方でいいように写してくれるさとザックリ、シャッターを押す。たまにはと、カメラが撮影シーンに最適な撮影モードを自動的に設定するフルオートモードです。というiAUTOというのも使ってみた。それが、下の画像。いずれも画像サイズを縮小しただけで、補正もトリミングもしていません。

"iAUTO"モードで撮る

“iAUTO”モードで撮る
OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO 45mm F1.8

"iAUTO"モードで撮る。

“iAUTO”モードで撮る。
OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO 45mm F1.8

なんだかねえ。こうしたギトギトで目に痛いような絵は、いかにもデジカメらしい画像と言えるのかもしれません。Exifデータを見ると、絞り9.0(上の画像)、10.0(下)。Contrast・ハード、Sharpness・ハードなどとなっています。画素数と見かけ上の高解像度を売りにするため、こうした設定をしているのでしょう。しかし、老舗の光学メーカーであるオリンパスの考える撮影シーンに最適な設定というのがこれでは、寂しい気がします。