餅つきでした

今日は連れ合いの実家の餅つき。これまで年末の仕事の追い込みで不義理をしていたが、今年は義兄をはじめ男性が病気やら都合やらで不足していることもあり杵つき要員として参加する。三重と岐阜の県境にある山村であるが、近年はNHKの朝の「連続テレビ小説」 のヒロイン(実在の著名な編集者)の父親の出身地として知られているらしい。餅つきの最中に犬を連れて通りかかったご婦人がいて、あのひとはその(ヒロインのモデルの)従姉妹とか言われていた。 一昨日の雪が村内に積もっている。

一昨日の雪の残る村内。
RICOH GXR S10

例年盆と正月には泊まりがけで帰省している。その時は色々すったもんだしながらタローも連れて行った。今回も正月の予行もかねて太郎を乗せていこうとした。ここに連れてこられた時も愛護団体のスタッフの軽自動車に乗せられて来たので、大丈夫なのだろうと勝手に判断していた。ところが車のドアを開けた段階で4本の脚を踏ん張って低い姿勢をとって拒絶する。単に狭いところ知らないところに入れられるのが不安で嫌というより、明確な拒否という反応だ。リードを引いても言葉をかけても決して動こうとはしない。結局あきらめて、少し冷静に考えると無理強いするのもかわいそうに思えてきた。保健所に保護されて以降、車に乗せられて良いことなんぞなかっただろう。去勢手術・ワクチン接種の病院、トレーナーとか預かりボランティアなどいくら善意からとは言え車に乗せられタライ回しのような生活をさせられてきたとも言える、犬の立場からは。ここに来たのもその一環でもあるのだ。

犬でも90ミリ相当のレンズで撮るとそれらしく写る。
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO 45mm F1.8

太郎には他にも一般に躾けと言われることや我々への接し方で不安定さのようなものを感じる事がある。それもこれもこれまでの過ぎ越しからくる情緒不安や人間との関係への根深いところの不信のようなものがあるのかなあ。あっても仕方がないと思う。それもまたかわいそうに思えてくる。基本、かわいい良いやつだし。焦らずじっくりと取り敢えずは、もうここにずっていてもいいのだと思ってくれまで過ごしてもらうのが第一だと考えている。

ペット親ばかブログと言われてもかまわないと居直って、これからは犬の画像を載せる。