先住猫・小太郎と新入りのムネモリが遊ぶようになった

網戸の前でくつろぐ小太郎とムネモリ。外ではたろうが繋がれている。

新しく猫を迎えて1週間となった。猫は「ムネモリ」と命名。その由来はまた後日。

徐々に先住猫・小太郎との接触の機会を増やし5日目からは直接対面させる。はじめ尻尾や足にちょっかいを出していたが、すぐに取っ組み合って遊ぶようになった。ムネモリの方からアクションを起こすことが多いが小太郎もまんざらでもなさそうだ。

背後から飛びかかったのはムネモリで耳に噛み付こうとする(人間相手にもよくやる・・・)。小太郎はさばおりをかけながら後ろ足で腹を蹴るというえげつない反撃をする。負けじと離れ際にムネモリがパンチをかましたようにも見える。ちなみに小太郎約5kg・ムネモリ1.4kgという3倍以上の体格差あり。

小太郎の相棒をお試しに預かる

黒猫の小太郎が来て1年余になった。いろいろあって、こいつには猫の相棒がいたほうが良いのではないかと考えるようになった。6月26日(日)四日市にゃんこレスキューという民間の保護団体の里親会に出かけた。私たちは二人とも60代半ばで里親としては年齢的にギリギリと言われたが、後見人をつけることで了承される。

先住猫・小太郎(推定2歳、オス)

トライアル中・ムネモリ(仮称、オス・推定3ヶ月)

保護猫・小太郎の相方という基準でスタッフの人たちにいろいろアドバイスをもらいながら猫を紹介してもらう。生後3ヶ月・オス・キジトラの猫をトライアルさせてもらうことにする。とりあえず1週間、先住猫(小太郎)との相性を見極めるため、場合によりもう少し時間をいただけることになった。その猫を預かってくださっていた人の家がうちから近く、この殺人的熱波の中でなければ歩いて行ける距離でいろいろ相談にものっていただけそうだ。

その預かりさんから聞いたその猫の性格、活発で物怖じしないや実際に見た様子から決めた。捨て猫だった小太郎は捨てられていた時間やその前にも飼育をネグレクトされていただろう。そのせいか少し人に対して気を許さないようなところがある。それはそれで結構なんだけど何だかそれでストレスを溜め込んでいるようにも見える。それで若くて元気のよいあまり空気を読まない猫に相棒になってもらえればと考えた。でも相性というのはそう単純なものでもないからとりあえずは引き合わせてみないとわからない、というのはスタッフの一致した見解。一方でよほど相性が悪い場合以外は時間をおけばなんとか仲良くなるとも皆さんボソッとおっしゃる。とりあえず別の部屋に置いて少しずつ顔合わせをさせるている。

保護(拉致)猫の健康チェックと初期費用

昨年6月17日に無事保護(拉致のほうが正しいか)した猫をとりあえず健康チェックのため獣医に連れていく。特に病気や寄生虫ノミ・ダニなどなし。推定1歳弱。体重3.9Kg。あらためて家に連れてき観察する。まだ成猫になりきっていないこともあってかやたらに手足・尾が長く細い。顔も小さく目が大きい。なかなかに良い姿をしている。名前は犬の「たろう」の子分という事で気楽かつ安易に「小太郎」とした。しばらくして急にブクブク太りだしてきて巨大猫化するかとこの命名を焦ったがそれはまた後日・・・

はじめは手足も尾も細く長く精悍な姿だった

以下、獣医でチェック・処置してもらった内容(複数日にわたります)

内容 金額(税込み)
FeLV(猫白血病ウイルス感染症)検査 (→陰性) ¥4,400
FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)検査 (→陰性)
3種混合ワクチン・2回 ¥8,900
去勢手術(麻酔、抗生剤など含む) ¥20,570

人に聞いたりネットで検索したりして用意していた猫グッズは以下のようなもの

  • ドライフーズ・ジェル状副食
  • 餌用トレイ・水用トレイ
  • トイレ・トイレシート・猫砂
  • 爪研ぎシート
  • フェルトハウスその他隠れ家
  • 運搬用ケージ(獣医通院用)
  • 鈴付き首輪
  • その他おもちゃ複数

あと完全内飼いのつもりだったので脱走防止に網戸を猫対策用を謳うものに張替え。さらに来て1週間ほどで障子8枚すべて破壊してくれたのでその対策も必要でしたが、張り替えた猫対策用とされるプラスチック障子紙は無駄でした。接着に両面テープを使うため元の普通の障子紙にもどすのにかえって余分な手間が必要でした。

結局なんやかやで6万円ほど必要でした。本体の猫は保護(拉致)してくればタダですがやはり最低限の初期費用は必要になります。ペットを飼ったことのある人には当たり前のことですが、保護猫を迎えるには環境の整備とともにあらかじめ把握しておくべきかなと思います。

捨て猫の捕獲

くだん()の猫は成猫というにはまだ若そうだが、自力で歩行して寄ってきたり時に走って逃げたりはする。ダンボール箱に入れてそのまま持ち帰れるような無抵抗で無力な子猫ではない。とりあえず堤防道路に軽トラックを停めて荷台に大中型犬運搬用のケージを置いておく。餌でおびき寄せてそのまま抱きかかえてケージに入れてしまおうとした。抱きかかえてしばらくは大人しくしていた。そのまま河川敷から道路へ上がりケージに入れようとした時になにか感づいたか暴れだす。それで手を引っ掻いたり噛んだりする。我慢してケージの入り口まで持っていき頭から胴体の半分ほどまで入れた。ケージの蓋を閉めようと手を離したすきに身を翻して結局逃げられた。一度そうした目にあわされたら警戒されてだめかなと思ったが翌日再度試みることにする。

隣家の猫を飼っている人にあらためて相談する。そんなやり方ではだめだ、餌でおびき寄せて大きな洗濯用のネットをかぶせて捕まえるのだ云々。テレビで見る街中に迷い込んだイノシシや猿を大きな網で捕まえるやり方にも思えてなんだか野蛮で気が進まない。それに前回にもまして暴れられて引っ掻かれたり噛まれたりしそうでこわい。このあたり猫を飼ったことがない弱みか妙にびびってしまう。後で聞いたり見たりすると洗濯ネットというのは猫捕獲の定番用品のようだ。後日私も病院に連れて行く時や爪切り時に試したが実に効果的であった。ネットなどを被せられると堪忍したかのように大人しくなるものらしい。がこの時点では試みる気になれなかった。

翌日古典的というか子ども騙しのような罠を仕掛ける。猫のいる付近(河川敷のサツキの植え込みをねぐらにしているようだ)に図のようにケージを置いて猫用のドライフードを誘導するように置いておく。昨日の今日で警戒されるかと思ったがミャーコミャーコ鳴いて寄ってくる。馬鹿なのかよほどお腹がすいていてそれどころではないのかわからない。餌でつって罠の付近までおびき出すと順におとりの餌を貪りあっさりとケージの中に入った。苦もなく捕獲に成功する。

こんな子でも騙しのような罠を仕掛ける

たろう5歳、 小太郎1年

5月24日で飼い犬・たろうが5歳になった。4年前のゴールデンウイークに家に迎えた。もう一匹黒猫の小太郎は昨年の6月17日に保護してほぼ1年となる。

たろうは、市内のあるペットサロン(ペットのトリミングや一時預かりが業態、生体販売はしない)から頂いた。もともと某ディスカウントストア系のペットショップで買われて1ヶ月もしないうちに飼育放棄されたそうです。いろいろたらい回しされた挙げ句そのペットサロンで半年以上も預けられていた。たろうを迎えた経過はまた別に書きます。

4年前迎えたばかりのたろう

黒猫の小太郎はいつものたろうの散歩道の河川敷に捨てられていた。見かけた人も多くそこで2週間ほどもいたらしい。通り掛かる人を見つけては足元にすり寄っては食べ物をねだっていたようだ。首輪の痕もあるしこれまで見かけなかったので野良ではなさそうだ。放っておけば他の野良や狐やイタチ・カラスに狙われそうだし、食べ物は人間にねだってもらうものだと刷り込まれていそうだ。もともと飼い猫ならこれから梅雨や夏を乗り切れそうもないかな。よくて野良を1匹増やすことになる。

保護猫・小太郎

保護猫・小太郎。はじめは小顔で細かった・・・

犬仲間などそこを通る何人かに声をかけて、誰か保護できる人はいないか尋ねるが、うちはアパートだから・・・とか親が猫が嫌い嫁さんが猫がだめなどなど埒が明かない。保健所に迷子猫の届けもないし保護か収容を依頼しても犬は収容するが猫は・・・とにべもない。民間の保護団体に尋ねてもやはり届けはない云々。仕方がないので連れ合いに話して了承をえた上でうちで飼うことにする。以前うちに迷い込んできた子猫を結局飼ってやらなかったことに少し後ろめたさもあった。
高齢雑種犬がなんとか冬を乗り切った

実家には犬がいた。記憶にあるだけで4匹、いずれもどこかからもらわれてきた。うち1匹はビーグルであとは雑種。最後のタローは父親が死に母親を施設に入れたこともあって後半の8年ほどは私と連れ合いで面倒を見た。ただこの年になるまで猫は飼ったことがない。少し気楽に考えすぎていた。

餅つきでした

今日は連れ合いの実家の餅つき。これまで年末の仕事の追い込みで不義理をしていたが、今年は義兄をはじめ男性が病気やら都合やらで不足していることもあり杵つき要員として参加する。三重と岐阜の県境にある山村であるが、近年はNHKの朝の「連続テレビ小説」 のヒロイン(実在の著名な編集者)の父親の出身地として知られているらしい。餅つきの最中に犬を連れて通りかかったご婦人がいて、あのひとはその(ヒロインのモデルの)従姉妹とか言われていた。 一昨日の雪が村内に積もっている。

一昨日の雪の残る村内。
RICOH GXR S10

例年盆と正月には泊まりがけで帰省している。その時は色々すったもんだしながらタローも連れて行った。今回も正月の予行もかねて太郎を乗せていこうとした。ここに連れてこられた時も愛護団体のスタッフの軽自動車に乗せられて来たので、大丈夫なのだろうと勝手に判断していた。ところが車のドアを開けた段階で4本の脚を踏ん張って低い姿勢をとって拒絶する。単に狭いところ知らないところに入れられるのが不安で嫌というより、明確な拒否という反応だ。リードを引いても言葉をかけても決して動こうとはしない。結局あきらめて、少し冷静に考えると無理強いするのもかわいそうに思えてきた。保健所に保護されて以降、車に乗せられて良いことなんぞなかっただろう。去勢手術・ワクチン接種の病院、トレーナーとか預かりボランティアなどいくら善意からとは言え車に乗せられタライ回しのような生活をさせられてきたとも言える、犬の立場からは。ここに来たのもその一環でもあるのだ。

犬でも90ミリ相当のレンズで撮るとそれらしく写る。
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO 45mm F1.8

太郎には他にも一般に躾けと言われることや我々への接し方で不安定さのようなものを感じる事がある。それもこれもこれまでの過ぎ越しからくる情緒不安や人間との関係への根深いところの不信のようなものがあるのかなあ。あっても仕方がないと思う。それもまたかわいそうに思えてくる。基本、かわいい良いやつだし。焦らずじっくりと取り敢えずは、もうここにずっていてもいいのだと思ってくれまで過ごしてもらうのが第一だと考えている。

ペット親ばかブログと言われてもかまわないと居直って、これからは犬の画像を載せる。

太郎のトライアル5日目

太郎とは、12月10日(日)の四日市動物愛護団体つむぎさん主催の譲渡会で出会いました。以前に地域誌に載った記事で、この会と譲渡会について知りました。10月の譲渡会にも出向いたのですが、開催場所が分からずに引き返していました(南部丘陵公園の南ゾーンの別の駐車場に行っていました)。まだその時はタローは健在でしたが、かなり弱ってはいました。若い仲間が一緒にいると元気になるという話も聞いていたので、相性はあるが大人しい若い犬はいないか捜してみたい。それと白状するとタローが亡くなった後に、別の犬をもらってくるのに色々な譲渡や引取・保護の情報を得ておきたいという思いもありました。

12月16日。4日目で少しは慣れたかというリラックスポーズ。後ろはおもちゃにした私の長靴。

12月10日というと、タローが死んでちょうど1週間目でした。タローに関係したものは火葬の翌日にはあらかた処分してしまったですが、未開封のエサと衛生用品はとってありました。わずかですがそれが犬猫を保護養育している団体で役に立ててもらえるならと考えました。ついでにどんな犬が保護されて譲渡先をもとめているのか一度見てみたいと思ったのです。

10時開始には少し早くついてしまったのですが、エサと衛生用品を気持ちよく受け取ってもらい、連れてこられている犬たちを見せてもらいました。大半の犬は少しの距離をあけてリードで繋がれています。ゲージの中ではありません。ですから撫でたりあやしたりも出来ます。それぞれの犬の近くに簡単なステッカー状のプレートがかけられています。そこに名前・犬種・雌雄・年齢(推定も含む)・フィラリアの有無・狂犬病ワクチンの接種歴・性格についてのコメントなどが書かれています。そこに「太郎」の他に「タロウ」もいました。

その「タロウ」は、タローとよく似た茶色の雑種犬でした。ややこしいですが、我が家にもといたのは「タロー」です。父親が付けた名前ですが「ー」という音引き(長音記号)で、譲渡会にいたのが「タロウ」と「ウ」を使ったカタカナの長音表記になります。そのタロウですが、雑種・雄・10才・14キロ・おとなしく人懐っこい性格とありました。スタッフの人に聞くと、元の飼い主のおじいさんが亡くなられて引き取ってきたとの事でした。虐待されたり、飼育放棄されたわけではないようです。ずいぶん心惹かれたのですが、亡くなったタローと似ている分なにかと比較してしまうのではないか。それにタローに比べると姿形も少々不細工です。まあそれは暫く一緒にいれば慣れるでしょう。もうひとつ気になったのは、10才という年齢の割には顔も体つきも老けて見えることです。もとの飼い主が高齢だったため散歩も含めた健康管理がどうだったのかなとも思ったりしました。つまりは、またすぐに死なれたりしたらかなわない。あとでスタッフの人に聞けば、ここにいる犬はみな預かりボランティアのもとで飼われているので、引取り手がないからと殺処分されてしまうわけではないらしい。それで少し安心して、次に書くように「太郎」の方はすでに譲渡を希望する人がいるらしいので、あと何回かこの譲渡会を訪れて貰い手がないようであれば余生を過ごしてもらうつもりで引き取ってもいいかと考えたりしました。

「太郎」はひと目でああいい犬だと思いました。20キロと譲渡会の中でもひときわ大きな犬ですが、顔つきや仕草に攻撃的・威嚇的なところが全くない。スタッフによるとむしろ甘えん坊で困るそうです。鈴鹿の保健所で保護されて、鑑札もなく、迷子の問い合わせもないまま「つむぎ」さんに引き取られたそうです。これも飼育放棄されたかその来歴は不明ですが、少なくとも人間に対する恐怖や憎しみは宿していないようです。ただし、「太郎」にはすでに譲渡を希望する人がいると聞かされました。

こちらを見ながら途中から左の方へ小首をかしげたりする。

そうした仕草も含めて「なんだかゲイっぽい」というのは連れ合いの言。手前のクロックスのパチもんも齧られ壊滅状態。
NIKON D300

 

「つむぎ」さんは誰彼なしに犬猫を譲渡するわけではありません。私もまずは、住環境・家族構成・犬の飼育歴などに関する身上調書を書きました。その上でスタッフが自宅(飼育場所)を訪れて面接します。それからトライアル期間として希望する犬を一定期間預かることになります。そうして犬も人間も双方ストレスなく過ごすことが出来ると判断したなら、正式に契約して必要な経費を支払うことになります。太郎の場合、後日明細は明らかにするが去勢手術代などもあって5万円くらいは考えておいて欲しいと言われました。トライアル期間はエサも小屋もリードなどの道具も無償で貸与されます。これはよく考えられた、おそらくは色々な経験を踏まえて作られたシステムなのでしょう。無責任な思いつきや、タダでもらえるのだろうという安直な考えの人間や、住環境も家族の合意や関係もふさわしくない所に犬を渡さない。それは「つむぎ」さんの活動の目的が虐待や飼育放棄で最悪殺処分される犬を保護し、きちんと育ててくれる人の元に届けるという事になるからでしょう。

太郎には、すでに譲渡希望の人がいてほとんど決まっていると言われました。ただし譲渡は先着順で決めるわけではないとも言われました。それは仕方がないし、今後のこともあるので面接と自宅訪問はお願いしておきました。ところがその夜、面接の日取りを決める電話で、先の希望者が辞退したので訪問の当日からトライアルを開始することも可能なので太郎を連れて行こうかと提案されました。半ば諦めかけていたので驚いたのですが、連れ合いも合意してくれたし、これも縁だと感じて連れて来てもらいました。

もうひとつ書いておくと、「タロー」という音の犬が2頭もいたのが愉快で不思議でした。まあ和犬系の雄の名前としてはありきたりとも言えるのですが、「太郎」と「タロウ」のように漢字だったり表記が微妙に違うのも面白いですよね。おなじ呼び名で、タローの代わり扱いは構わない、でもそれぞれ違う個性なんだぜと言われているようです。


そんな経過で12日、譲渡会から2日後に太郎が我が家にやってきました。それからわずか5日ですが、少しずつ太郎も慣れて馴染んでくれています。私たちも、もう返す気は毛頭ありません。つむぎのスタッフからも一度様子伺いの電話を頂きましたが、服部さんのところなら安心と言ってくれています。年内には正式な手続きを済ませて、年が明けて少し仕事に余裕が出来たらタローには結局作ってやれなかった小屋を作ろうと思っています。