町屋橋跡の楠

自転車通学にも慣れて、今朝も気持ちよくペダルをこいでいた。途中、朝日町の辺りで後ろから短いスカートの裾をひらひらさせた女の子のママチャリに抜かれる。あっさり差し切られるようにグングン離される。あれはママチャリのように見えて実は電動アシスト自転車だと思いたい。しかし、信号の変わり目に差し掛かって立ちこぎで更にスピードを上げていたので、やはり普通のママチャリなのだろう。

座学とレポートの提出の授業も今日で終わりで、これからは実習中心のカリキュラムになる。 午後の最期のコマでは、雑巾縫いの実習。細い縫針に太めの木綿糸を渡され、これに糸通しというのはなんの罰ゲームかと思ったが、他のおばさま達も苦労している様子で安心しました。結局、ボビンに巻いたミシン用の細めの糸を使って作業しました。ただ、隣の席の比較的若い女性はその太い木綿糸を通していました。これも加齢による視覚の低下を身を持って体験するという実習か。

こちらは、東海道の員弁川にかかっていた町屋橋のたもとにある楠。今は料理旅館の構内にある。太夫の大楠と違って、真っ直ぐ幹の伸びた整った美しい樹勢の樹だ。

町屋橋跡の楠

町屋橋跡の楠