ナラは、偽りの愛のように・・・?

すっかり寒々しくなった工房での残業のBGMは、ほっこりした歌ものがいい。ベンジャミン・ブリテン伴奏でピアーズの歌うCDを聴く。気になるくだりがあった。


O Waly,Waly

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I leanend my back up against some oak,
Thinking that he was a trusty tree;
But first he bended,and then he broke;
And so did my false love to me.
——


そうか、イングランドではナラ(オーク)はこんなイメージの木なのか?私にとっては、十分に “trusty” な存在なんだけどね。歌の最後に、宝石のような愛も、古くなって朝の露のように消えたとあるから、頼もしそうに見えるナラ(オーク)ですら曲がって折れてしまうという比喩なんでしょう。まあ、でも今、ナラ使って仕事していないからいいか。