「定額給付金」・10万円の使い方 

例の「特別定額給付金」が支払われました。その申請と「給付」の問題はまた別に触れます。

10万円のうち、とりあえず5万円を伊藤詩織さんの民事裁判を支える会 #Open the Black Boxにカンパしました。

1万円を反貧困ネットワークに、賛助会費(5000円)と「反貧困犬猫部」へのカンパ(5000円)として送りました。「反貧困ネットワーク」は都知事選に出馬を表明されている宇都宮けんじさんが代表世話人を務めています。その「犬猫部」は雨宮処凛かりんさんが代表です。彼女の「『昨日から私も犬も食べてません』。ペットとともに住まいを失った女性。の巻」という記事を読むと同じ犬を飼って暮らす者として他人事とは思えません。

あと2万円を職とすみかを奪われた外国人労働者や技能実習生を支援する地元での活動にカンパするつもりでその先を検討しています。残りの2万円は、自分の道楽もかねてなにか不要不急とされてしまったもの、コンサートとか小規模映画館に出かけて使おうと思います。多少なりと息苦しい生活をしてきたのですから、そうした使い方もかまわないと思います。

私たちの「世帯」は、連れ合いと私の二人です。私は半分リタイアした兼業主夫の木工屋です。今問題にされているフリーランスの人と実体はほとんど同じですが、さいわいなことに仕事はほそぼそながらいただいています。連れ合いは医療従事者です。 ですから「世帯」としての実収入は保証なき自粛下でもほとんど変わりません。だからといって辞退などする気はありませんでした。トランプのアメリカからイージスアショアなる無駄なシステムや人殺しの武器を爆買いしたり電通やパソナに中抜きされる税金を奪い返す、それで今本当に必要とされているところに回すために使います。私の大嫌いな大阪の元知事で元市長で声の大きな男が、90万円は自分のために使うとかほざいています。黙っていればそれでもかまわないのですが、それすら政敵攻撃のネタにするのがたいへん見苦しい。その点はまたあらためて。