古い写真

金曜日で下請け仕事もなんとか終わり、この土日にはまた兄と弟が来てくれて実家の片付けをしました。1957年、私が1歳になったばかりの時に建ったこの家の建築確認申請の書面や、材木や建具やその他の建築材料の見積り・領収書などなどの興味深いものも出てきました。こうしたものは、几帳面だった父親が整理して保管していたと思われますが、建築資材や人工の当時の相場なども分かり面白いのですが、また別の機会に触れたいと思っています。物置になっている半二階からダンボール箱に入ったアルバムが数冊。その中の2冊にはとくに古い写真が貼られています。

身内の画像というのは、最も顰蹙なブログねたというのは承知しているつもりですが、半世紀前の写真というのは、なんであれ、それを過ごした世代にとっては共通の郷愁を呼び覚ますかも知れません。若い人には民俗的・習俗的関心の対象かもしれない・・・などと例によって屁理屈をつけて貼っていこうと思います。とりあえず1枚、若い時の両親の写真です。

若い頃の両親

若い頃の両親

安物のプリンター兼用機でスキャン(600dpi)したおそらく60年以上前の写真ですが、それでも銀塩写真というのは艷やかな粒状感と深い階調があって良い物だとあらためて思います。

後期中年者には、ふさわしい働き方があるはずさ

昨日の深夜に終わったはずの仕事のやり直しがくる。ひとつはこちらの確認ミス、ひとつは確認をとったがそれで了承をだしたメーカーの営業の判断ミス。今朝持っていったばかりのものを、再度持ち込んでくるが今日は早く寝ることにする。

朝の7時前から、夜の10時11時まで仕事場にいるというのは、やはり宜しくない。まず、食事が不健康・不健全になる(内容、時間)。それに伴い、食材を粗末にしてしまう、もっとハッキリ言えば食べないまま生ゴミとして処理してしまう。私は、食べ物を粗末にするのは、人をあやめることに次ぐ犯罪行為だと思っているので、賞味期限なるものは見もしない。五感で少々やばいかもと思うものも、ガンガン火を加えて何とかするか、タロー(雑種犬・雄・12歳)の餌にする。それでも何か捨てなくてはいけないことにしてしまうと、こんな生活をしていてはダメだと落ち込む。もうひとつ、携帯電話などというものを持ってしまったことを深く後悔する。

何年か振りにラーメンというものを食べた。塩分や毒物の分解能力の高い若い人ならともかく、我々おっさんが、例えばあれを3ヶ月間毎日食べ続けると、確実に腎臓をはじめとする臓器を壊すことになると思う。健康に対する悪影響という意味では、タバコと同じくらいエグいぞ、きっと。

秘密保護法案が参院本会議まで回されてきた。3日、4日は津や四日市でも反対の集会があったのに、何をしているのか、私。


繁みに咲く7つのバラの
6つは風のものに、
でもひとつは残る、ぼくもまた
ひとつ見つけられるように。

野村修先生訳のブレヒトの1節。野村先生については、以前ホームページの方で少し書いた(『マリー・Aの思い出』)。結局、先生の授業を受講しなかったアホが、今になって無性にその講義を聴いてみたくなる。

飛ぶ教室

今日は、二七日の法事を遠方より来てもらった兄に任せて終日仕事をする。若森君にも夜の9時半まで残業してもらった。


ヨーニー!そんなに無理するなよ。お前、まだ子供なんだし・・・

そんなことをヨナタン・トロッツに言いたがるヤツこそが、傲慢で嘘つきで、大事なものを失ってしまっているのだ、というのがこの季節になると思い出す話の主題だったんだ、確か。でも昔の自分に対してだって何をそんなに意地張っているんだよと声をかけたくなることがやっぱりあるよね。と三兄弟の次男と三姉妹の次女同士話していたことがあった。それも、もう随分昔の話になった。

RICOH GXR A12 28mm

RICOH GXR A12 28mm

洞窟

昨日の午後から、木工房またにの若森君に応援に来てもらう。

「またに」の若森くん

「またに」の若森くん

クワハラのプレーナー、いいですね。というのと、洞窟のような工房というのが、来てもらった時の彼のいつもの言。プレーナーの調子がいいのは、木の仕事の会中井智章さんに色々教えてもらって、まめに調整をするようになったからかなと思う。